IPA(インディア・ペール・エール)は、ビールの世界で一風変わった風味と歴史的な背景を持つ、魅力的なビールスタイルです。
この記事では、IPAの始まりから、IPAの様々な種類、IPAの持つホップの奥深い風味、そして最適な飲み方まで、飲んだことがない方にもわかりやすく解説し、IPAの奥深い世界をお伝えしたいと思います。

IPAの歴史と起源
IPAは、19世紀初頭、イギリスのビール醸造家たちが、植民地であるインドへビールを輸送したのがIPA「インディア・ペールエール」です。
もともとペールエールはイギリス発祥の飲み物であり、最初にイギリスで「イングリッシュ・ペールエール」次にアメリカに伝わった「アメリカン・ペールエール」そしてインドに輸送された「インディア・ペールエール」と国を超えて伝わっていきました。
そして、IPAは他のビールと比べ高いアルコール度数を持っています。それは長い船旅でも鮮度を保てるように作られたためであり、その名残でIPAのアルコール度数は高めになっています。
異なるIPAスタイルの解説
先ほども言ったように、「イングリッシュ・ペールエール」「アメリカン・ペールエール」「インディア・ペールエール」とIPAには多くの派生スタイルがあります。
「イングリッシュ・ペールエール」は、濁りのある外観とフルーティーな風味が特徴で、最近ではクラフトビールのトレンドとして注目を集めています。
「アメリカン・ペールエール」は柑橘系の香りとホップの苦味で知られ、最近特に注目が集まっているビールであり若者にも人気です。
「インディア・ペールエール」はこの中でも特にビールの原材料であるホップ感が強い種類でその分ビールの独特の風味と苦みがとても強いです。
人を選ぶビールではあるものの裏を返せば、その独特な癖に魅了されてハマってしまう人が多いのも事実です。

ホップの奥深い世界
IPAの特徴的な風味は、主にビールの原材料であるホップから来ています。
IPAはビールにフローラルな香りや柑橘系の風味、時にはスパイシーな香り付けなどを施しています。
ビール醸造家の方たちは様々な施策を練って、より多くの人に飲んでもらえるような個性的なIPAを今も作っています。
IPAのもつ風味の違いは実際に飲んでみないと体感できません。普段手に取らないものを選んで飲んでみることで、新たな自分の好みをIPAを通じて見つけられるかもしれません。
最適な飲み方とフードペアリング
IPAは適切な温度で飲むことが重要です。
適切な温度とは通常のビールだと冷蔵庫でキンキンに冷やした状態がベストとされますが、IPAの場合は少しぬるいくらいでも良いのです。
IPAはホップの香りが特徴的だと先ほど書きましたが、そのホップは少し温度が上がることで香りが開いて華やかな印象になります。そのため冷蔵庫で極限まで冷やした状態よりも少しぬるい程度が、風味を最大限楽しめてIPAならではの美味しさを堪能できるのです。
そんなIPAと合う料理といえばスパイシーな料理やグリル系の料理です。
特に辛い料理とIPAの苦味と風味の組み合わせは抜群で、スパイシーさをより引き立ててくれるのでこれ以上のお酒はないと思います。

最後に
IPAの奥深さは知りたくなればなるほどキリがないものです。味の違い、風味の違い、度数の違い、食事とのバランス、何を取るかによってで人の好みは分かれてきます。
また適切な温度がぬるめということは、ゆっくりとお酒を楽しむのにもIPAは最適です。
時間にとらわれず一人で晩酌したい時、誰かとじっくり会話したい時、様々な場面でIPAはベストです。
ビールの世界がより一層魅力的になるであろうIPA。
色々な種類を皆さんも試してみて、新たな自分の好みを見つけてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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